ラインミーティア(欧字名:Rhein Meteor、2010年2月26日 - 2018年8月2日)は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2017年のアイビスサマーダッシュ。
馬名の意味は、冠名+流星。
オグリキャップの子孫として初めてJRAの重賞を制したが、現役中だった2018年8月に蹄葉炎のため死亡した。
生涯
2012年5月の北海道トレーニングセールにて、大澤繁昌に650万円(税別)で落札された。7月29日、札幌競馬場6レースの2歳新馬(芝1200m)でデビューし3着。2戦目はダートに出走したが再び芝に戻り、通算4戦目となった9月の2歳未勝利戦(中山競馬場芝1200m)で初勝利を収めた。
3歳シーズンは初戦の条件戦で2勝目を挙げた後、3月に初の重賞挑戦でファルコンステークスに出走。好位でレースを進めたが、直線で失速し11着に大敗した。その後に戻った条件クラスでも二桁順位が続いた。
4歳夏に500万下条件に降級。7月の種市特別で1年半ぶりの勝利を挙げたが、その後再び勝利から遠ざかった。
7歳となった2017年、4月の1000万下条件・邁進特別で約2年9か月ぶりの勝利を収めた。7月に格上挑戦で出走したアイビスサマーダッシュは8番人気の伏兵扱いだったが、中団から外ラチ沿いを通って前との差を詰め、ゴール寸前でフィドゥーシアを差し切り、キャリア36戦目での悲願の重賞初優勝を果たした。重賞連勝を狙った9月のセントウルステークスは優勝したファインニードルには及ばなかったものの、中団から伸びて0.2秒差の2着に好走。GI初出走となった10月のスプリンターズステークスは見せ場なく13着に沈んだ。
8歳となった2018年シーズンも現役を続行したが、開幕から二桁着順の惨敗が続き、さらに6月には蹄葉炎を発症。美浦トレーニングセンターの診療所で治療を行ったが、8月2日に容態が急変し安楽死の措置が取られた。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチ、netkeiba.comに基づく。
血統表
- 3代母ユウコの半弟に朝日杯3歳ステークス、皐月賞など重賞4勝のビンゴガルーがいる。
- そのほかの近親にアラホウトク(桜花賞、サンケイスポーツ賞4歳牝馬特別)、ビンゴチムール(目黒記念)。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ



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