株式会社モーラ(英: MOLA INTERNATIONAL CO., LTD.)は、神奈川県横浜市に本社を置く日本の企業。レーシングカーのメンテナンスなどモータースポーツ関連事業を手掛ける他、かつては独自のレーシングチームの運営も行っていた。

概要

1988年1月に神奈川県相模原市で設立され、レーシングカーのメンテナンスと設計を主業務として事業を開始。中でもマツダとは一時深い関係で、1990年代にはマツダスピードのワークス車両のメンテナンスを請け負っていた。また過去にはスポーツランドSUGO・筑波サーキット・仙台ハイランドなどのラップタイム計測システムなどを手がけた。

レース活動

1990年にレーシングチームを発足し全日本F3000選手権に参戦、独自チームでのレース活動を開始した。全日本F3000への参戦は同年限りで、以後はN1耐久シリーズ(現 スーパー耐久)へ断続的に参戦していた。

2005年からSUPER GTのGT300クラスにフェアレディZで参戦を開始して本格的な活動を再開し、2008年にはGT300クラスでドライバーとチームのダブルタイトルを獲得。最終戦では鏡音リン・レンの痛車仕様で走行し、痛車としても史上初のチャンピオンに輝いた。同時期にニュルブルクリンク24時間レースにファルケンモータースポーツから委託を受け、日産・フェアレディZで参戦し、2009年・2010年には日本車勢最高位を記録した。

以後も日産陣営の有力チームの一つとして活動を続け、2011年からはGT500クラスにステップアップ、GT-Rを走らせている。その2011年には、ステップアップ初年度にいきなりシリーズチャンピオン獲得という偉業を達成した。2012年も最終戦を待たず、第7戦・オートポリスでシリーズチャンピオンを決めるという圧倒的な強さでシリーズ2連覇を達成した。なお、GT500クラス史上初のブリヂストン以外のタイヤを使用するチームによるタイトル獲得となった。(ミシュランタイヤ使用)

2013年は2連覇を支えた柳田真孝・ロニー・クインタレッリの両名が共にニスモに移籍し、代わりにニスモから本山哲が、GT300から関口雄飛がやってきたが、1年通して苦しいレース運びに終始することになってしまった。

2014年は関口がトヨタ陣営に移籍した。代わりに柳田が2年ぶりにチームに復帰し、チャンピオン経験が複数回ある者同士の豪華なコンビとなった。が、シーズンでは去年同様苦しい走りが続いた。2015年は第3戦タイで3シーズンぶりの勝利を挙げた。2016年GT300クラスから千代勝正がステップアップし、本山哲とタッグを組む。

2017年まで日産のセミワークスチームとして活動を続けたが、2018年以降はSUPER GTへのエントリーを見送っている。2019年からはGT300に参戦するKONDO Racingのメンテナンスを受託している。

参戦歴

全日本F3000選手権

  • 1990年 - MOLA C2 RACING TEAM
#20 金石勝智 - MOLA C2 T89→T90

全日本ツーリングカー選手権

  • 1994年
#6→#9 寺田陽次郎 - YTR with MAZDASPEED カストロール・ランティス
#5 真田睦明 - トランスグローバルwithMAZDASPEED ジャラーナBPダンロップマツダ
#99 金石勝智 - MOLA with MAZDASPEED TANABE LANTIS
  • 1995年
#6 寺田陽次郎 - MAZDASPEED カストロール・ランティス
#47 小林正吾 - MAZDASPEED 上野アメ横センターランティス
  • 1996年 - MAZDASPEED
#6 寺田陽次郎 - MAZDASPEED カストロール・ランティス→ファミリア
#9 フランク・フレオン - MAZDASPEED マツダスピード・ファミリア

SUPER GT

GT300クラス

  • 2005年
#46 - 星野一樹/青木孝行 - Dream Cube's ADVAN Z
#47 - 清水剛/藤井誠暢 - CCI・リカルデント・ADVAN Z
  • 2006年
#46 佐々木孝太/番場琢 - 吉兆宝山 DIREZZA Z
#47 長島正興/安田裕信 - 吉兆宝山 DIREZZA Z
  • 2007年
#46 佐々木孝太/横溝直輝 - 宝山 DUNLOP Z
#47 密山祥吾/脇阪薫一 - 宝山 DUNLOP Z
  • 2008年
#46 星野一樹/安田裕信 - MOLA レオパレス Z
  • 2009年
#46 星野一樹/柳田真孝 - S-Road MOLA Z
  • 2010年
#46 横溝直輝/阿部翼 - アップスタート MOLA Z

GT500クラス

  • 2011年
#46 柳田真孝/ロニー・クインタレッリ - S Road MOLA GT-R
  • 2012年
#1 柳田真孝/ロニー・クインタレッリ - S Road REITO MOLA GT-R
  • 2013年
#1 本山哲/関口雄飛 - REITO MOLA GT-R
  • 2014年
#46 本山哲/柳田真孝 - S Road MOLA GT-R
  • 2015年
#46 本山哲/柳田真孝 - S Road MOLA GT-R
  • 2016年
#46 本山哲/千代勝正/高星明誠(Rd.6) - S Road CRAFTSPORTS GT-R
  • 2017年
#46 本山哲/千代勝正 - S Road CRAFTSPORTS GT-R

ニュルブルクリンク24時間レース

  • 2007年 - FALKEN Motorsport
#33 ピーター・ダンブレック/ディアク・ショイスマン/田中哲也/星野一樹 - 日産・フェアレディZ
  • 2008年 - FALKEN Motorsport
#85 ピーター・ダンブレック/ディアク・ショイスマン/田中哲也/星野一樹 - 日産・フェアレディZ
  • 2009年 - FALKEN Motorsport
#28 ピーター・ダンブレック/ディアク・ショイスマン/田中哲也/星野一樹 - 日産・フェアレディZ
  • 2010年 - FALKEN Motorsport
#44 ピーター・ダンブレック/ディアク・ショイスマン/田中哲也/星野一樹 - 日産・フェアレディZ

戦績

全日本F3000選手権

全日本ツーリングカー選手権

SUPER GT

ニュルブルクリンク24時間レース

脚注


モレイラ騎手のファンになり・・・るれろ アレゼンチン共和国杯に行ってきた 馬主にゅーす

ランディ マモラ ロードレース, ロードレーサー, レーサー

モレイラ騎手で確勝級のはずが いつまでもお馬さんといっしょ

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