東水俣駅(ひがしみなまたえき)は、かつて熊本県水俣市長野17番地に設置されていた、九州旅客鉄道(JR九州)山野線の駅(廃駅)である。山野線の廃止に伴い、1988年(昭和63年)2月1日に廃駅となった。

歴史

  • 1934年(昭和9年)4月22日:山野西線(後の山野線)の旅客駅として開業。
  • 1957年(昭和32年)10月1日:貨物および荷物の取り扱いを廃止。無人化される。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR九州に継承。
  • 1988年(昭和63年)2月1日:山野線の全線廃止に伴い、廃駅となる。

駅構造

単式ホーム1面1線と側線1本を有する地上駅であり、無人駅であった。有人駅時代はホームに上がる階段の前に駅舎があったが、無人化後に取り壊され、廃止時にはホームとその上の待合所を有するのみの簡素な駅となっていた。

駅周辺

  • 熊本県立水俣高等学校 - 当駅の利用者はほとんどが同校に通学する生徒であった。

現在

線路跡を利用した自転車・歩行車道「日本一長い運動場」の休憩ポイントとして、公衆トイレやベンチがある。また、ホームへ続いていた階段が今でも残っている。

隣の駅

九州旅客鉄道(JR九州)
山野線
水俣駅 - 東水俣駅 - 肥後深川駅

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 廃駅

鹿児島線・水俣駅-さいきの駅舎訪問

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