呑海寺(どんかいじ)は、徳島県松茂町にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は方広山。本尊は地蔵菩薩。

歴史

1593年(天正20年)に才叔西堂によって開基。1581年(天正9年)に中喜来観音堂境内に安置された「六地蔵尊」は松茂町文化財に、また「二上り音頭とまわり踊り」は松茂町無形民俗文化財にそれぞれ指定されている。

境内には播磨国出身で、豊臣秀吉との三木合戦後、当地に落ち延びた三木宗圭の墓がある。中喜来の庄屋となった宗圭は、徳島藩の厳しい年貢の取り立てと検地に反対して刑死した。

文化財

六地蔵尊
  • 松茂町指定文化財 - 1978年(昭和53年)9月9日指定。
二上り音頭とまわり踊り
  • 松茂町指定無形民俗文化財 - 1986年(昭和61年)3月25日指定。

交通

  • JR「徳島駅」より車で約20分。
  • 徳島自動車道「徳島インターチェンジ」より車で約10分。

脚注


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