海中居住施設(かいちゅうきょじゅうしせつ、英語: Sea habitat)は、長期間の海中への滞在を目的とした定置式の施設。

概要

長期間の滞在を可能にするためにエアロック、減圧設備などを備える。また飽和潜水の場合には窒素中毒を防止するためにヘリウムを含むガスが使用される。

歴史

1960年代から各国で海底居住施設での試験が開始された。フランスではジャック=イヴ・クストーによってプレコンチナン計画が進められ、アメリカではSEALAB計画が進められた。

日本では1968年に民間の資金で海底ハウス歩号I世が建造され、 静岡県沼津市内浦の沖合、水深8mに設置され、3年3ヶ月にわたり居住実験が行われた。

神戸ポートアイランド博覧会ではフランスの海洋建築家ジャック・ルージュリー(Jacques Rougerie)の開発した海中ハウスであるガラテが展示された。

1970年代に入ると、海中居住施設の建設・維持費用が高いこと、水深100m以下の海底は暗黒で目的とする調査研究の対象が少ないこと、24時間体制で十分な潜水支援体制が海上になければ海中居住が維持できないこと、海中居住によって得られる成果も海面から潜水して得られる成果もあまり変わらず、費用対効果が芳しくないことなどから衰退した。

現在では海洋開発としてではなく、宇宙飛行士の訓練であるNASA極限環境ミッション運用(NASA Extreme Environment Mission Operations: NEEMO)の一環としてフロリダ州キー・ラーゴ沖でアクエリアスが運用される。

関連プロジェクト

脚注

関連項目

  • 潜水艇
  • 海底都市
  • 海洋工学

海中住宅のイラスト素材 [115691757] PIXTA

Bibliography Titanic classes

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