鹿忍町(かしのちょう)は、岡山県邑久郡にあった町。現在の瀬戸内市の一部にあたる。
地理
瀬戸内海に面する牛窓半島の南西に位置していた。
歴史
- 1889年(明治22年)6月1日、町村制の施行により、邑久郡鹿忍村が単独で村制施行し、鹿忍村が発足。大字は編成せず。
- 1924年(大正13年)4月1日、町制施行し鹿忍町となる。
- 1954年(昭和29年)10月1日、邑久郡牛窓町、長浜村と合併し、牛窓町が存続して廃止された。
産業
- 農業、漁業
教育
- 高等科は牛窓鹿忍両村の組合立・牛窓高等小学校が存在したが、1901年(明治34年)組合立を解消し、同年校舎を新築。1905年(明治38年)女学校を付設し、1907年(明治40年)付設実業補習学校専用教室を増築。1909年(明治42年)実業補習学校教室を増築。1916年(大正5年)実業補習学校男子部を付設。1927年(昭和2年)小学校に保育室を付設。1934年(昭和9年)補習学校教室女子部、1935年(昭和10年)西脇分教場、1937年(昭和12年)講堂が完成。1941年(昭和16年)鹿忍国民学校に改称。1942年(昭和17年)幼稚園新園舎落成。1944年(昭和19年)女子青年学校を牛窓青年学校に統合。1947年(昭和22年)鹿忍小学校に改称。1951年(昭和26年)新校舎落成。
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典 33 岡山県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
関連項目
- 岡山県の廃止市町村一覧

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