湯野駅(ゆのえき)は、福島県福島市にあった福島交通飯坂東線の駅(廃駅)、およびバス停である。
概要
福島市北部、飯坂温泉街の摺上川の対岸にあたる飯坂町湯野中心部に位置する。かつての福島交通飯坂東線湯野町駅であり、廃線後並行するバス路線のバス停として敷地が利用されており、待合所とバス転回所を備える。2000年9月までは軌道時代の駅舎も存在したが、現在は取り壊され、プラットホーム跡のコンクリートが遺構として残る。
歴史
- 1908年(明治41年)4月14日:信達軌道十綱駅(とづなえき)として開業
- 1914年(大正3年)1月21日:延伸に伴い現在地に移転
- 1923年(大正12年)11月5日:飯坂駅(いいざかえき)に改称
- 1943年(昭和18年)から翌年の間:湯野町駅(ゆのまちえき)に改称
- 1967年(昭和42年)9月16日:聖光学院前駅 ‐ 当駅間廃止に伴い廃駅となる。以後バス停として利用される。
- 2000年(平成12年)9月:軌道線時代からの駅舎が取り壊される。
路線
- 福島交通福島支社
- 伊達経由福島駅東口(伊達経由湯野)
- 杉の平
- 飯坂小学校経由杉の平
周辺
- 飯坂温泉
- 湯野郵便局
- 国道399号(福島県道5号上名倉飯坂伊達線・福島県道124号飯坂桑折線)
- 福島県道3号福島飯坂線
- 摺上川
- 十綱橋
- 福島市立湯野小学校
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 廃駅
- 飯坂温泉駅 - 摺上川を挟んで対岸にある福島交通飯坂線の駅。




