六軒駅(ろっけんえき)は、岐阜県各務原市蘇原六軒町四丁目にある名古屋鉄道各務原線の駅。駅番号はKG07。
歴史
駅名は近隣に民家が六軒しかなかったことに由来するとされている。この駅は比較的遅くに急行停車駅になったという。
- 1926年(大正15年)1月21日 - 各務原鉄道の六軒駅(ろくけんえき)として開業。
- 1935年(昭和10年)
- 3月28日 - 各務原鉄道が名岐鉄道に合併され、同社の駅となる。
- 8月1日 - 名岐鉄道が名古屋鉄道に合併され、同社の駅となる。
- 1937年(昭和12年)10月1日以前 - 飛行団前駅(ひこうだんまええき)に改称。
- 1938年(昭和13年)12月1日 - 六軒駅(ろっけんえき)に改称。
- 1945年(昭和20年)6月22日 - 各務原空襲により駅舎被災。
- 1983年(昭和58年)10月14日 - 現在の駅舎が完成。ホーム長を80メートルから120メートルに延長し、6両対応。
- 2007年(平成19年)
- 2月27日 - 駅集中管理システム導入。無人化。
- 3月14日 - 共通SFカードシステムトランパス導入。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
駅構造
6両編成対応の2面2線の相対式ホームを持つ地上駅。駅集中管理システムが導入された無人駅である(管理駅は名鉄岐阜駅)。改札口は上りホームの新鵜沼寄りに1箇所あり、付近には自動券売機(通勤manaca定期券(新規・継続)および通学manaca定期券(継続のみ)の購入も可能。ただし、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる。)および自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)を1台ずつ備えている。なお、互いのホームは改札口付近の構内踏切で行き来できる。また、改札内(自動精算機の横)にはトイレが併設されている。
改築当初、駅舎には名鉄茶房の喫茶店が入居していた。
のりば
配線図
利用状況
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は2,553人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中165位、各務原線(18駅)中7位であった。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は3,455人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中127位、各務原線(18駅)中7位であった。
『岐阜県統計書』『各務原市統計書』『統計書かかみがはら』によると、年間乗車人員、年間乗降人員、一日平均乗降人員の推移は以下の通りである。
斜体の値は千人単位(千人未満四捨五入)
駅周辺
駅南側に名鉄協商六軒駐輪場、踏切を渡った東側に名鉄協商六軒駅前駐車場がある。岐阜基地にも近いため、毎年航空祭が開催されると賑わいを見せる。
- スーパーマーケット:バロー各務原中央店
- 航空自衛隊岐阜基地
- 日本一ソフトウェア本社
- 各務原市ふれあいバス:蘇原線「六軒北」バス停
- 各務原市立蘇原第二小学校
隣の駅
- 名古屋鉄道
- KG 各務原線
- ■普通・■急行(航空自衛隊岐阜基地航空祭の臨時列車)・■準急(航空自衛隊岐阜基地航空祭の臨時列車)
- 各務原市役所前駅 (KG08) - 六軒駅 (KG07) - 三柿野駅 (KG06)
- ■普通・■急行(航空自衛隊岐阜基地航空祭の臨時列車)・■準急(航空自衛隊岐阜基地航空祭の臨時列車)
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 六軒駅 - 名古屋鉄道


