グラン・コロンビエ峠(Col du Grand Colombier)は、フランス、アン県に位置する標高1501mの峠。

概要

  • 南東に位置するローヌ川渓谷のキュロズを起点とした場合、水平距離換算18.3㎞、高低差1262メートル、平均斜度6.89%、最大斜度14%。
  • 西に位置するセラン川渓谷のアルトマールを起点とした場合、水平距離換算15.9㎞、高低差1251メートル、平均斜度7.87%、最大斜度22%。

自転車ロードレース

1999年にツール・ド・レンのコースの一部として登場して以来、『フランスで最も厳しい峠』と評される。急峻な登坂区間が多いため、100年を超える歴史を有するツール・ド・フランスでも、2011年まで一度もコースに組み入れられたことがなかった。初登場となった2012年大会の第10ステージのコースは、キュロズを起点とし本峰山頂にゴールが設定された。これに先立って、同年6月に行われたクリテリウム・デュ・ドフィネ第5ステージにおいて当峠を通過する区間が設けられた。

ツール・ド・フランス歴代首位通過選手

参考文献

外部リンク

  • Les 4 routes d'accès du Grand Colombier - 当峠の行程レイアウト(フランス語)

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