高橋 司(たかはし つかさ、1950年3月3日 - )は、東京都出身の元騎手。
経歴
1970年3月に中山白井分場・高松三太厩舎からデビューし、同1日の東京第2競走4歳未勝利・クインビクトリ(12頭中7着)で初騎乗を果たしたが、勝ったシルバーアサヒの鞍上は同期の宮田仁で初騎乗初勝利 、宮田と同厩で同郷の谷原義明もデビュー戦であった。
6月27日の札幌第10競走4歳以上100万下・ハーバーハードで初勝利を挙げ、1年目の1970年は6勝をマーク。
2年目の1971年には3月28日の中山第3競走障害5歳以上未勝利・ハーバーアラシで障害初勝利を挙げ、同年には初の2桁勝利となる10勝(平地7勝, 障害3勝)をマークし、1973年まで3年連続2桁勝利を記録。
3年目の1972年には3月18日・19日の中山で初の2日連続勝利、春の福島では4月8日・9日に2度目の2日連続勝利、同30日には初の1日2勝を挙げた。
1973年には10月28日の新潟第7競走チューリップステークスでミトモオーに騎乗してタカエノカオリを抑えて勝利するなど、自己最多で最後の2桁となる19勝をマーク。
1975年は4勝に終わったが、同年からはホワイトフォンテンの主戦騎手として活躍。日本経済賞では11頭中10番人気ながらフジノパーシア・スルガスンプジョウ・イチフジイサミ・イナボレス・トウコウエルザを抑えて逃げ切り、単勝・枠連万馬券で人馬共に重賞初勝利を挙げる。
1976年のアメリカジョッキークラブカップでは9頭中8番人気ながら菊花賞馬コクサイプリンス、有馬記念馬イシノアラシ、秋の天皇賞馬フジノパーシア、オークス馬トウコウエルザ、ヤマブキオーを抑えて逃げ切り、重賞2勝目を飾る。日本経済賞ではイシノアラシ・アイフルを抑えて逃げ切り、同レース連覇を達成。
1983年7月9日の福島第6競走4歳未勝利・ドンフォンテンが最後の勝利となり、同年11月26日の東京第3競走3歳新馬・エクセルフォンテン(10頭中9着)を最後に現役を引退。
騎手成績
- 主な騎乗馬
- ホワイトフォンテン(1975年・1976年日本経済賞、1976年アメリカジョッキークラブカップ)
脚注
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